指導者紹介

音楽監督・指揮者 野本立人(のもとたつひと)

東京藝術大学声楽科卒業。同大学院修士課程修了。声楽を故・伊藤亘行、原田茂生、多田羅迪夫、羽根功二、ドイツ・リートを三上かーりん、指揮法を黒岩英臣の各氏に師事。
バリトン歌手として数多くのコンサートに出演する一方、合唱指揮者としても活躍。合唱団ひぐらし、合唱団まるめろ、合唱団轟-TODOROKI-、女声アンサンブル桜組等多くの合唱団で指揮者を務めている。NHK 全国学校音楽コンクール課題曲「手紙」(アンジェラ・アキ)、「YELL」(いきものがかり)等を放送初演。2016年度は小学校の部「ぼくらのエコー」の初演指揮を担当。同コンクール全国大会等で審査員を務める。またアンサンブル・ヴォカル・アルカイク=東京を率いて多数の合唱曲のレコーディングを行う。
2011 年、ソロCD「花~わたしたちのうた~」をリリース。2015年、「必ず役立つ学級担任のための合唱の本(ヤマハミュージックメディア)」を上梓。
フレーベル少年合唱団音楽監督。JCDA日本合唱指揮者協会会員。21世紀の合唱を考える会 合唱人集団「音楽樹」副代表幹事。国立大学法人兵庫教育大学大学院准教授。

ピアニスト・団長 筧千佳子(かけひちかこ)

仁愛女子短期大学音楽科および同専攻科卒業。仁愛女子高校音楽科講師を経て、現在は主に声楽、器楽、合唱等の伴奏者として活動。その豊かな音楽性と的確なテクニックにより、共演者からの厚い信頼を得ている。
ピアノを含むアンサンブルに特に強い思いを持ち、ピアノ・デュオによるコンサートを開催。また、女優の竹下景子との協働による、朗読とピアノのコラボレーション「葉っぱのフレディ―命の旅―」や「1000の風 1000のチェロ」などが各地で大きな感動を呼んでいる。近年では、小児がんの子どものためのチャリティー公演「ごえんなこんさぁと」や病気の子どもたちに音楽を届ける「音楽とどけ隊」などの活動も積極的に行っている。ピアノを桂屋京子、柴沼尚子、岡崎登代子、ウィレム・イーベス、伴奏法を三上かーりん、故・安藤友侯の各氏に師事。認定NPO法人朴の会副理事長。

指揮者 布施奈緒子(ふせなおこ)

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時にアカンサス音楽賞および同声会賞受賞。同大学大学院音楽研究科修士課程修了。
数多くのオペラに出演する他、コンサートソリストとしても活躍。ドイツ・リートを主なレパートリーとし、ソロおよびデュオリサイタル等も積極的に開催。
バッハ・コレギウム・ジャパン(音楽監督:鈴木雅明)のメンバーとして国内外の公演・録音に参加しており、メンデルスゾーン≪パウルス≫公演ではソリストを務める。また、国内有数の本格的声楽アンサンブルグループであるラ・フォンテヴェルデ(主宰:鈴木美登里)にゲストとして度々出演するなど、アンサンブルの分野における共演者からの信頼は厚い。パーセルプロジェクトメンバー。
声楽家として演奏活動を行うと同時に、コール・メーヴェ、共立女子高音楽部、合唱団ひぐらしを始め、多くの合唱団でボイストレーニングや指導に携わっている。